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乳幼児がいる家庭は節分の豆まきに気をつけて。豆やナッツは早くても3歳頃から

節分ですね。

昨日消費者庁は、節分を前に「3歳頃までは、乾いた豆・ナッツ類は食べさせないようにしましょう。 」と注意を促していました。

豆やナッツ類は窒息の危険や、気管支炎、肺炎などを起こすこともあるとのこと。この6年間では二十数件の事故が発生し、その半数以上で入院が必要になっているそうです。

1粒1粒が小さいだけに、ちょっと目を離した隙に口に入れてしまったりとかありそうで恐いですね。

豆・ナッツ類が危ないワケ

消費者庁によると、豆・ナッツ類はその大きさや硬さから、他の食品よりも気管に入ってしまいやすいとのことです。

特に乳幼児は、のどが未発達なので気管に入りやすいそうで、その結果窒息や肺炎を起こすなどの危険があるみたい。

「節分の残りの大豆を食べた後から息がぜいぜいし、夜も眠れなかったため、病院で全身麻酔下にて気道から異物除去を行った。大豆の破片が摘出され、5日間入院した。」(1歳)

「家族と一緒にピーナッツを食べていたところ、喉に詰まって顔色が悪くなった。親があわてて背中をたたいたり、指を口に入れたりしてピーナッツを丸ごと1個吐き出したが、咳き込んで息がぜいぜいするため、救急要請した。」(1歳)

他にも、砕いて小さくしたアーモンドを食べて気管に入ってしまった事例も以前に紹介されていて、小さくすればいいわけでもないので気をつけないといけないなー。

「3歳頃までは乾いた豆・ナッツ類は食べさせないように」ということですが、3歳以上になっても安心せず誤飲に注意しないと。

節分で豆まきするなら絶対に目を離さない

節分といえば豆まき!乳幼児がいる家庭でも、家の中で豆まきをしているところは多いのかな?

例年我が家は、豆まきせず普段と変わらない1日を過ごしていますが、豆まきをするなら、乳幼児が誤って口に入れないよう、絶対に目を離しちゃいけませんね。

1粒1粒が小さいですし、後片付けの際も見落とさないよう気をつけないと。

乳幼児のいる家庭ではこんな感じに個包装された福豆のほうが安全かも。

お掃除もラクですし誤飲も防ぎやすいので、「豆まき感」は薄れそうだけど子供が小さいうちはちょうどいいかも。