子育て

はじめての熱性けいれん。親も震えました

年末になり急に冷え込む日が多くなりましたね。

風疹やインフルエンザが流行っているようで、妊婦としては心配な季節になりました。

お出かけする時はマスクが欠かせません。

実はつい先日、スティ子が初めてけいれんを起こし、病院へ連れて行くという親にとっては怖い体験をしました。

熱性けいれんなら数分で終わる事が多いものだから落ち着いて対応するように、と以前に市から配布された資料で知ってはいましたが、実際に我が子の身体がガタガタ震える様子を見ると、私自身も焦りと恐怖で震えました。

症状が出た時の状況

症状が出た時の状況は、朝ごはんを食べ終えて私は片付け、スティ子は1人でテレビを見ている時でした。

私が台所にいる間、大人しくしているなと思っていたのですが、ん?何か変!

握りしめた手がガタガタと震え、よく見ると足もけいれんしてる!

急いで側に行くと目は一点を見つめ、顔は血の気が引いて白くなり、抱きかかえると熱があるとすぐわかる状態でした。

すぐに『熱性けいれん』という言葉が浮かびましたが、もうこの時点で私は動揺。

起きた時もご飯を食べていた時も元気だったのに…。

それでもスティ子を安心させなくてはと思い「ママがいるから大丈夫だよ」と声かけしつつ、熱を計り、オムツを替え(下痢などしていないか確認の為)、保険証などの用意をしました。

この時スティ子は39.1℃。

この間震えは続いていましたが、最初に気付いた時のような視点が合わない状態ではなく、「痛い〜ママ〜」と言葉も出る状態でした。

震える娘をチャイルドシートに乗せるのは抵抗がありましたが、かかりつけの病院までは車で3分程なので車で行く事に。

事故を起こさないよう焦りを抑えて慎重に運転しながらも、こんなに遠く感じたことはありませんでした。

病院での処置

病院に着き受付で状況を話す間もスティ子の震えは治らず、スタッフの方がすぐに別室に案内してくれました。

幸い私とスタッフの方が話をしている間に震えは止まり、ドクターの診察でも熱に対する処置をする以外は今のところ対処は不要でしょうとの診断でした。

診察時、聞かれたことを以下にまとめます。

  • 体温
  • けいれんの継続時間
  • 左右対称のけいれんだったかどうか
  • 親や親族にけいれんの既往歴があるか
  • 出産時や産後に問題があったか

私は時間を計り忘れていたので大体でしか答えられませんでした。

やはり幼児の場合、親が状況を正しく伝えなければいけないので、咄嗟の時でもまずは落ち着かないとダメですね。

熱性けいれんは繰り返す場合もあるそうなので、また症状が出た場合は今回より落ち着いて時間も確認しようと思います。

経過をみる為、診察の予約を3日後に入れ、抗生剤や頓服薬をもらって病院を後にしました。

その後の経過

家に戻るとスティ子はすぐにぐっすりと寝ました。

ドクターから「けいれん後は疲れて寝てしまうと思いますが普通の事です」と言われていたのですが、なんだか心配でちょこちょこ様子を見ていました。

午後には起きて元気そうにしていたので一旦は安心しましたが、夜になり熱がまた上がった為、お風呂はやめて歯磨きだけして寝かせようと思ったところまた手足の震えが起きました。

けいれんなのか、スティ子自身が不安から震えているのかわかりませんでしたが、処方された頓服薬を飲ませた後だったので、しばらく抱っこで落ち着かせたところ眠ったので、そのまま朝まで寝かせました。

熱は2日で落ち着き、食欲は無いものの元気も出てきました。

3日後の診察では喉の赤み以外問題なしとの事で一安心でした。

子供の体調不良に備えておける事

今回突然の子供の異変に私はとても動揺してしまいました。

それでも事前に〝熱性けいれん〟というものを知っていたお陰で対処が出来ました。

子供がかかりやすい病気について知っておくことはいざという時とても役に立つという事を身をもって感じました。

あと怖いなと思ったのが、日がもう少し遅かったら病院が年末年始の休みに入ってしまっていたのでもっと慌てていただろうという点です。

病気は日を選ばず起こりますから、普段から休日の救急病院を確認出来るようにしておくことも大事ですよね。

今回のことで子供の異変時の為に事前にしておいた方が良いなと思った事をまとめます。

  • 子供がかかりやすい病気についてなるべく知識をつける
  • かかりつけ医のホームページや休日の医療機関のホームページをブックマークし、普段からチェックしておく
  • 子供救急でんわ相談(♯8000)を電話帳に登録しておく

実際に異変が起きた場合、上記の事をしておくだけでも対処が違ってくると思います。

自分が慌てず落ち着いて行動出来れば子供も幾分か安心しますしね。

何事も無いのが1番ですが、もしもの時の備えをしつつ、この年末年始を楽しく過ごしたいと思います。

そして来年は周りの人みんなが大きな怪我や病気もなく良い年になりますように!