2/5に実家の母と雛人形を買いに行きました。
我が家は集合住宅で飾るスペースが限られるので「お盆サイズのでいいよ」と言っていたのに初孫にメロメロな母は「段飾りとは言わないけどなるべく人形が大きいのがいい」と言って譲らず。
結局写真の雛人形を買った(正確には買ってもらった)のですが、そこに至るまでに知ったこと、考えた事をまとめてみます。
種類ごとの特徴
段飾り
七段・五段・三段・二段があり。七段・五段は奥行き横幅とも100cmを超えるものも多いので、フリーで使える和室などがあるお家向き。伝統的であり華やか。ただし飾るのも片付けるのも手間と時間がかかる。三段などは収納飾りもあり。
平飾り(親王飾り)
人形は男雛と女雛のみで他にひし餅などのお道具を飾る。棚の上に飾るのが一般的。
収納飾り
収納箱が飾り台にもなるタイプ。床置きや背の低い棚に飾るのに適している。平飾りに比べるとコンパクトに収納できる。
ケース飾り
ガラスやアクリルケースに入ったタイプ。埃をかぶらず掃除が楽。ライトアップするタイプなどもあり。
立ち雛
基本は親王飾り。奥行き・横幅はコンパクトに抑えられつつ高さがあるので存在感がある。お道具がないシンプルなタイプのものも多い。
その他、小さなお盆に乗ったものやウサギなどの動物がモチーフになったコンパクトで可愛らしいお雛様もありました。
それぞれの特徴を考え、我が家は収納飾りを選びました。何より私が重視したのは収納時に場所を取らない点。出している期間よりしまっている期間の方が圧倒的に長いですから。
大きめの人形が良いという母の希望も叶い、気持ちよくお金を出してもらえました(笑)
お雛様を飾る時期
地域によって多少変わるようですが、立春以降に飾り、3月3日の雛祭りが終わったらしまうのが一般的。大安や雨水(二十四節気の一つ)に合わせるという風習も残っているようです。
ちなみに私が買いに行った時にはほとんどのお雛様がメーカー在庫切れで現品限りとなっていました。購入する際は1月中に検討した方が良いようです。
家に戻りお雛様を箱から出して飾ってみると思いのほか楽しい!道具を並べて扇子などを持たせて…とまるでおままごとのようで、スティ子が大きくなったら一緒に飾るのかなと想像して幸せ気分に浸れました。
当初はお雛様は買わなくてもいいかなとさえ思っていた私ですが、いざ飾ってみると部屋が華やいで気分が上がりました。お雛様は買って損はないと思います(*゚▽゚*)