妊娠・出産

アラフォーママになるまで〜妊活①〜

不妊治療スタート

流産を経験してくすぶる日々を送っていた私は、その後なかなか妊娠出来ずにいました。

その為、旦那の助言もあり、流産から1年2ヶ月後に不妊治療を始めました。

この時37歳。

最初に行った駅近の不妊治療専門の病院はドクターと合わず…。

次に住宅街の中にるある婦人科のみの病院は車で行く必要がありましたが、優しいおじいちゃん先生で来ている患者さんも不妊治療目的の人が多いように見受けられたのでこちらの病院に通うことにしました。

不妊治療と仕事のバランスは難しい

通い始めてまず思ったのは待ち時間が長い!

最初に行った病院もそうでしたが、とにかく患者さんが多い。

私は当時昼からのシフトで働いていた為午前中に行くことが多かったのですが、朝一に行っても既に並んでいる人が多く、会計が終わる頃には仕事に行く時間ギリギリになる事もザラでした。

検査も数多くあり、その中には生理日から計算したタイミングに合わせるものがあったり、注射の為に連日のように通わないと行けない期間があったりします。

不妊治療を続ける中で感じたジレンマは、週5フルタイムの仕事をしていたら通いきれない。でも通院費用がかさむからなるべく働きたい、という事でした。

特に私は漢方薬も同時に始めた為、そちらの費用も月に1万円以上かかったので、先の見えない妊活の費用の工面に不安がありました。

また、治療が長引いてくると「このまま子供が出来ないならやりたい仕事に就きキャリアを積む方がいいのではないか?」「それとも子供が出来ると信じて病院通いと両立できるパートを続けるか?」と心が揺れ始めました。

不妊治療と仕事のバランスって難しい…。

これは不妊治療中の方の多くが抱く悩みだと思います。

不妊治療は旦那の協力が不可欠

治療中は毎月生理時期になると、「今回こそ赤ちゃん出来ていて!生理来ないで!」と願い、その願い虚しく生理が来てしまうとナーバスになっていました。

生理予定日を過ぎても体温が高いままの状態が維持出来ていて、今回は出来たのかも!と喜んでもその後生理が来てしまったり…。

そうなると暫くは心が沈んで何も楽しめない状態になりました。

そんな一喜一憂を繰り返すような日々でしたが、救いは旦那が検査に協力的だった事です。

一緒に病院に行きたがらない、検査を嫌がる旦那さんの話はよく聞きますが、うちの旦那は「こんな検査をして欲しい」と言えば文句なくやってくれた為、精神的にとても楽でした。

また休みにはほぼ毎週どこかに連れ出してくれ2人の時間を楽しめた事も、不安定な精神状態ながらもなんとか治療を続ける事が出来た大きな要因でした。